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セキュリティ用語集
ニュースや打ち合わせで出会う28の言葉を、
5つのカテゴリで簡潔に解説します。
更新日:2026年10月22日 / ミズカミ株式会社
CATEGORY 01 / 5語
人・組織の利用形態
- シャドーAI
- 従業員が組織の把握・許可なく、個人の判断で生成AIやAIツールを業務に利用すること。
- シャドーIT
- 組織の管理部門が把握・許可していない端末、ソフトウェア、外部サービスなどを業務に使うこと。
- BYOD
- 従業員が私物のスマートフォンやPCなどを、会社の方針・許可に基づいて業務に利用すること。
- ソーシャルエンジニアリング
- 人の心理や行動の隙を利用し、情報を盗んだり、不正な操作をさせたりする手口。
- ショルダーハッキング
- 画面やキーボード操作を肩越しなどに覗き見て、パスワードや機密情報を盗む手口。
CATEGORY 02 / 8語
攻撃手法・サイバー脅威
- ランサムウェア
- 端末のロックやデータの暗号化で利用を妨げ、解除・復旧と引き換えに金銭を要求する不正プログラム。
- 二重恐喝(ダブルエクストーション)
- データを暗号化するだけでなく、盗んだ情報を公開すると脅して金銭を要求する手口。
- ゼロデイ攻撃
- ソフトウェアなどの脆弱性に対する修正が提供される前に、その脆弱性を悪用する攻撃。
- サプライチェーン攻撃
- 取引先・委託先やソフトウェアの開発・配布経路などを悪用し、つながりのある組織へ侵入・被害を広げる攻撃。
- フィッシング
- 実在の企業などを装うメール・SMS・偽サイトなどで、IDやパスワード、カード情報などをだまし取る詐欺。
- パスワードリスト攻撃
- 流出したIDとパスワードの組み合わせを使い、使い回しのある別サービスへの不正ログインを試す攻撃。
- DDoS攻撃
- 多数の機器などから大量の通信や要求を集中させ、ネットワークやサービスを利用しにくくする攻撃。
- 標的型攻撃・APT
- 標的型攻撃は特定の組織などを狙う攻撃で、APTは高度な手段で長期・継続的に目的達成を図る脅威。
APTは標的型攻撃すべてと同義ではありません。高度な能力や資源を用い、継続的に目的達成を図る脅威を指します。
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AIに関する脅威・リスク
- プロンプトインジェクション
- 入力やAIが読み込む文書・Webページに悪意ある指示を紛れ込ませ、本来の指示と異なる動作を誘う攻撃。
- ハルシネーション
- 生成AIが、事実と異なる内容や根拠のない情報を、もっともらしく出力する現象。
- データ汚染(データポイズニング)
- AIの学習データなどに意図的に不正なデータを混ぜ、判断や出力を攻撃者の望む方向へゆがめる攻撃。
ハルシネーションは、攻撃者がいなくても起こる現象です。このカテゴリには攻撃と利用上のリスクの両方を含めています。
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Web・システムの脆弱性を狙う攻撃
- SQLインジェクション
- アプリの入力処理の不備を悪用し、意図しないデータベース命令を実行させて情報を盗んだり改ざんしたりする攻撃。
- クロスサイトスクリプティング(XSS)
- Webサイトの処理の不備を悪用し、閲覧者のブラウザ上で不正なスクリプトを実行させる攻撃。
- ブルートフォース攻撃(総当たり攻撃)
- パスワードや暗号鍵などの候補を機械的に次々と試し、正しい値を見つけようとする攻撃。
CATEGORY 05 / 9語
防御・セキュリティ設計
- ゼロトラスト(Zero Trust)
- 社内にいることなどを理由に無条件で信用せず、アクセスごとに利用者・端末・権限・状況を検証する考え方。
- 多要素認証(MFA)
- 知識(パスワード)、所持(認証器など)、生体(指紋・顔)のうち、異なる種類の要素を2つ以上使う本人確認。
- 最小権限の原則
- 人やシステムに業務上必要な範囲・期間だけ権限を与え、誤操作や不正利用による被害を抑える原則。
- WAF(Web Application Firewall)
- Webアプリへの通信を検査し、SQLインジェクションなどの不正な要求を検知・遮断する仕組み。
- Assume Breach(アシューム・ブリーチ)
- 侵入・侵害が起こり得ることを前提に、被害の拡大防止・検知・対応・復旧を組み込む設計思想。
- 能動的サイバー防御(Active Cyber Defense/ACD)
- 脅威の兆候を継続的に探し、検知・分析・遮断・改善を通じて被害を抑える防御の考え方。
- Deception Technology(ディセプション・テクノロジー/能動的欺瞞技術)
- おとりの情報・認証情報・システムを用いて、不審な探索やアクセスを検知・観測する防御技術。
- サイバーレジリエンス(Cyber Resilience)
- サイバー攻撃などの悪影響を予測し、耐え、復旧し、変化に適応して重要な業務を続ける能力。
- サンドボックス
- プログラムなどを通常の環境から隔離して動かし、影響を抑えながら動作や危険性を調べる仕組み。
ACDは文脈によって範囲が異なります。本サイトでは、許可を得た管理対象環境での検知・分析・防御を指します。国家の制度としての能動的サイバー防御や、外部システムへの侵入・反撃を提供する意味ではありません。
同じ種類の要素を2回使うだけでは多要素認証になりません。また、WAFやサンドボックスなど、ひとつの対策で安全性を保証できるものではありません。
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